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北さつま農業協同組合オフィシャルサイト

北さつま農業協同組合(JA北さつま)

玉伸び、色付き良好!/鹿児島きんかん「いりき」出荷が始まる

玉伸び、色付き良好!/鹿児島きんかん「いりき」出荷が始まる

 JA北さつま果樹部会川内きんかん専門部会は11月28日、薩摩川内市入来町にある㈱ハルイチのきんかん園で、鹿児島きんかん「いりき」のはさみ入れ式を開き、生産者や関係者約40人が参加しました。

式の前に執り行われた神事では、生産者や関係機関、市場関係者などが収穫作業の安全と販売の成功を祈願しました。

 大里祐一部会長が「安心・安全を第一に、消費者に笑顔と満足を届けられるよう、万全の体制で出荷作業をすすめたい」とあいさつし、生産者やJA、行政関係者が丸々と実ったキンカンにはさみを入れ、収穫を祝いました。

 今年産は発芽時期に気温が高く、全体的に開花が昨年より遅く着果のバラつきがありましたが、着果は昨年より多くなる見込みです。後半の降雨で果実肥大がすすみ、天候の良さと寒暖差の影響で着色も順調。出荷は12月8日より始まり、2月中旬ごろまで続きます。

 同市では昭和58年に栽培が始まりました。現在、部会員38人がハウス面積8.1㌶で栽培に取り組んでいます。主な出荷先は関東・関西市場で、一部は香港など海外にも輸出しています。今年度は共販量180㌧、販売額2億5200万円を目指します。

 園主の水流和彦さんは「甘くて大きく、皮も柔らかいので、是非まるかじりで楽しんで欲しい」とPRしました。

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