各地区の県畜産共進会出品牛が決定しました/川薩畜産共進会・伊佐秋季畜産共進会
【第66回川薩畜産共進会】
第66回川薩畜産共進会が9月5日、さつま町の薩摩中央家畜市場でありました。最高賞のグランドチャンピオン賞には父系群区で1席に輝いた徳重真生さんの「なっちゃん」「のん」「うめこ3」が選ばれ、県畜産共進会出品牛10頭も決定しました。
各地区の予選を勝ち抜いた49頭が出品され、若雌1区・2区、父系群区、成雌牛区、高等登録群区の5部門で審査が行われました。
審査委員長を務めた全国和牛登録協会鹿児島県支部の草野昭徳副支部長は「全体的に発育良好で体の伸びが良く、肩幅、腰幅なども目を引く牛が多かった。10月の県共進会に向けて頑張って欲しい」と講評しました。
県畜産共進会出品者は次の通り。(カッコ内は出品地区名・敬称略)
◇若雌1区
▽羽子田ひとみ(宮之城)
◇若雌2区
▽徳重真生(同)
◇父系群区
▽徳重真生(同)
◇成雌牛区
▽中原光稀(同)
▽さつまファーム㈱(薩摩)
◇高等登録群区
▽村岡良枝(入来)
【伊佐市秋季畜産共進会】
伊佐市秋季畜産共進会が9月9日、JA北さつまの旧伊佐家畜市場でありました。最高賞のグランドチャンピオンには、成雌区で最優秀賞1席に輝いた瀬戸口和雄さんの「ひなこ」が選ばれました。また、県畜産共進会出品牛6頭も決まりました。
若雌1区・2区、成雌区、父系群区、高等登録群区の5部門に36頭が出品され、比較決定審査が行われました。審査員を務めた鹿児島県肉用牛改良研究所の德丸元幸室長は「伊佐の牛らしい、発育・骨格ともに良く、体積感のある牛が多かった印象を受けた。北海道全共の候補となる牛も産まれてきているので、伊佐の牛を全国にアピールできるように関係機関と協力しながら取り組んで欲しい」と講評しました。
県畜産共進会出品者は次の通り(敬称略)。
◇若雌1区
▽小屋敷誠
◇若雌2区
▽西別府丈弥
◇父系群区
▽大口育成牛センター
▽川原和牛牧場㈱
▽松木俊信
◇成雌牛区
▽瀬戸口和雄
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