薩摩川内市ぶどう部会鋏入れ式が７月２９日、同市東郷町の森園ぶどう園でありました。部会では生産者４１人が１８・４㌶で、主に巨峰やシャインマスカットなど７品種を栽培しています。
　県内有数のブドウ産地である同市。今年産は２～３月の低温の影響で生育がやや遅れましたが、梅雨明け後に日照時間が増えたことで出荷遅れもほとんどなく、着色・糖度とも良好。販売時期は７月下旬～９月中旬までで、直販や宅配、観光農園以外にもＪＡを通じた共同販売にも取り組みます。
　鋏入れ式には生産者やＪＡ、行政関係者が参加しました。地元の保育園児２３人も収穫を体験し、様々な品種のブドウの食べ比べも楽しみました。
　上野博孝部会長は「今年も良質なブドウができた。これから暑い中での作業が本格的に始まるので、農家は体調管理に十分注意して作業して欲しい」と話しました。