薩摩川内市東郷町の藤川天神で、国の天然記念物に指定されている臥竜梅（がりゅうばい）が見頃を迎えています。園内は甘酸っぱい香りに包まれ、メジロが甘い蜜を求めて飛び交っていました。

園内には、学問の神・菅原道真が植え繁茂したといわれる梅が約150本あります。そのうち50本が、地をはう竜のように見えることから臥竜梅と呼ばれています。

鹿児島市から訪れた夫婦は「満開できれい。木の形が独特で風情がある。お気に入りの場所」と話し、写真を撮りながら園内の散策を楽しんでいました。