鹿児島県茶業振興大会「2021かごしまお茶まつりin薩摩川内」が11月28日、薩摩川内市国際交流センターでありました。各種品評会表彰もあり、開催地の薩摩川内市は経営改善コンクールで産地賞を受賞し、個人の部で７人が特別賞に選ばれるなど躍進が目立ちました。

北薩地域では1994年の旧宮之城町以来27年ぶり。同市での開催は初めてです。品質・量とも日本一の産地を確立し、消費者ニーズに対応した安心・安全な茶づくり努めようと、生産者や関係者ら約600人が参加しました。

式典で県茶業会議所の柚木弘文会頭は「かごしま茶は品質・量とも全国トップレベル。健全な経営を維持し、生産性と品質向上を図りながら、安定的な生産供給に努めていきたい」とあいさつ。実行委員会の田中良二会長（薩摩川内市長）も「栽培面積・生産量とも日本一となることを願っている」と述べました。

県茶業功労者として、元ＪＡ県経済連会長の永福喜作さん（さつま町）らが表彰されました。